Debian on WSL

3月にWindows上でDebian環境が使えるようになった.
その時のメモを残しておく.

(目標)
Windows上で,emacsを起動して,
htmlファイルの編集,TeXファイルの編集をする.

(1)WSLインストール
・Windows Subsystem for Linux を有効にする
スタート→アプリと機能 →プログラムと機能 → 管理
WindowsストアからDebian(無料)をインストール(75.85MB)
初期設定(ユーザー名,パスワード)

(2)Wsltty インストール
・Windows上でのターミナルソフト(wsltty)をインストールする
・ショートカットの場所
(ユーザーのホームディレクリ)\AppData\Local\wsltty
ショートカットをデスクトップにコピーする
・プロンプト等に色がつくようにする
Options – Terminal – Type: xterm-256colorに変更

(3)Debianシステム設定
・/etc/resolv.conf
Windowsの設定を引き継ぐようだ
$ cat /etc/resolv.conf で確認できる

・/etc/hosts
%WINDIR%\System32\drivers\etc\hosts を書き換える
その場で編集できないので,違う場所にコピーして,編集後上書きする

・タイムゾーン
デフォルトではJSTではなくDSTになっている
設定中に都市名を選択する
#dpkg-reconfigfure tzdata

・日本語ロケール
ロケールを再設定する
#dpkg-reconfigfure locales

・HOME
ホームは,C:\Usersの中の奥にある.
($HOME)\wsl 以下に設定ファイルを置く
設定ファイルに(WSLのホーム)からシンボリックリンクを張る
.bash_aliases など

(4)追加ソフトインストール
・aptのリポジトリを日本のサーバーに変えていたほうが早くなるかもしれない
・less
# apt install less
・ssh
# apt install ssh

(5)Xサーバー(VcXsrv)のインストール
・Xを利用するソフトのために,WindowsにXサーバーをインストールする
PowerShellでパッケージマネージメントの設定をしている場合,
chocolatey に登録があるので,そこからインストールできる

(6)emacs25のインストール
# apt install emacs25

(7)TeXのインストール
# apt install texlive-lang-japanese

(8)日本語環境の設定
# apt install task-japanese

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