googleのページに行って知ったんだが,今日はネーターさんの誕生日らしい.あの「ネーターの定理」のネーターさんです.女性だったことを,今日,初めて知りました.ネーターの定理は,素粒子論を勉強した人だったら知ってると思います.対称性と保存則に関するやつです.
ある変換をして,式の形が変わらないことを,「対称性がある」というのですが,この対称性と保存則の関係に,学生の時に「おおっ」と思いました.
時間の平行移動(に対して対称性がある)→エネルギー保存
空間の平行移動(に対して対称性がある)→運動量保存
大域的位相変換(に対して対称性がある)→電荷の保存
空間回転(に対して対称性がある)→角運動量保存
ちなみに,質量保存は,特殊相対論を学べば,
「質量とエネルギーは等価」ということになるので,エネルギー保存に含めると理解している.
自分なりの解釈ですが,
今日の物理と明日の物理が同じなのは,エネルギーが保存されてるから.
こっちの物理とあっちの物理が同じなのは,運動量が保存されてるから.
角運動量と電荷の保存は…ちょっと説明が難しいな….
以上,「元」素粒子屋のつぶやきでした.